ハートに火をつけて

精神世界と現実世界を結ぶヒーラーみゆさんのブログ。チャネリングメッセージ。好きなこと。好きなもの。愛について。

Once ダブリンの街角で。

 

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こんにちは、みゆさんです。

 

昨日はEXシアター六本木で

ブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」を見てきました。

 

10月にアイルランド旅行に行く前に、

なにかアイルランドを題材にした映画を見ようと思いたち

手にしたのが映画「Once ダブリンの街角で」でした。

そして、内容の素晴らしさにいたく感動したのです。

実際にダブリンでは

映画に登場したストリートや公園などに立ち寄ったりして。

そんな大好きな映画の舞台公演ということで

楽しみに見てきました。

 

ストーリーをざっくり説明すると・・・

アイルランドの首都ダブリンを舞台に、

ストリートで出会った地元の男とチェコからの移民の女が

音楽を通して心を通わせていくラブストーリー。

ラブストーリーと言いつつも

いわゆるベタな濃いラブストーリーではなく

主人公2人が自分の気持ちに確信すら持てないような

淡い淡い心の機微を描いたお話。

そして、「音楽を通して心を通わせる」だけあって

全編を通して歌と音楽にあふれた作品です。

 

この歌がねーーー。

本当に素晴らしいのです。

最初、男性の歌を聴いたときに

もしかしてヘタウマ?!と思ってしまったのですが

見終わった後にはそれは大きな間違いだったと気づかされます。

なんとゆーか、ソウルフル!でハートフル!

聴いているとなぜか自然に涙があふれてくるような

思いっきりハートを揺さぶられまくる歌なのです。

 

そして、その男性の歌に自然なハーモニーを作りながら

女性の繊細な声が絡んで・・・。

これがまた超切ない!!

メロディもどことなくマイナー(短調)な響きで

ダブリンの夜の街で東欧(チェコ)の女性が歌うのです。

これで切なさを感じなかったら何を感じるの?というような。。

 

この歌を聴くだけでも十分に価値はあるのですが

ストーリーも素晴らしいのです。

一見なんの抑揚もない単純なストーリーに思えるのですが

実はとっても深い。

人間のリアルな心の動きが丁寧に描かれています。

誰もが経験する失恋の痛みや、自分の能力への不信、

恋する喜び、未来への恐れ、夢に飛び込む勇気・・・。

それらに一喜一憂する人間への賛歌ともいうべき映画です。

 

・・・と、いつの間にか映画のお話になってしまいましたが(^^ゞ

舞台も素晴らしかったです。

基本的に映画と同じストーリーでしたが

舞台の方がよりラブ色が強かったかな。

まぁ舞台だしね。

映画と違ってその場で表現して伝えなくちゃいけないからね。

主演の男優さんと女優さんは

映画に主演した二人に負けず劣らずの歌唱力。

さすが、本場ブロードウェイの舞台です。

 

面白かったのは、

開演前に、舞台に設置されたパブのようなセットに

観客も上がることができまして。

そこで実際にワインとかビールを注文して飲むことができたのです。

こんな感じ。

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で、舞台のパブではアイリッシュミュージックを

みんなが演奏したり歌ったり踊ったり・・・という感じになるのですが、

それは実際に舞台に登場する役者さんたちで

開演時間になると自然に舞台がスタートする、という流れに。

 

ブザーが鳴って、はい、スタート!というのではなく

パブでお酒を楽しんでたら、いつの間にかあれ?始まってた、みたいな。

心憎い演出でした。

 

舞台は14日(日)までやっているのでまだ間に合います!

ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

アイリッシュミュージックを存分に楽しめますよ♪

そして、映画は本当にオススメなので、

ぜひぜひぜひ鑑賞してみてくださいね。