ハートに火をつけて

精神世界と現実世界を結ぶヒーラーみゆさんのブログ。チャネリングメッセージ。好きなこと。好きなもの。愛について。

伊勢神宮は日本人の心のふるさと。

 

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こんにちは、みゆさんです。

 

前々回、前回と、伊勢神宮にたどり着く前のネタで終わってしまいましたが。。

今日こそはちゃんと伊勢神宮で感じたことなどを。

これが一番書きたかったことなので(^^ゞ

 

伊勢神宮、私は高校生のときに1度行っただけで

20年以上ぶりの再訪なのです。

その当時はおかげ横丁なんてなかったし、

今ほど人も多くなかったような気がします。

私自身、まだ神社や神様に目覚める前だったので

旅行のついでに、ちょっと大きな神社にお参りに行く、みたいな感覚でした。

だから、あんまり印象にも残っていませんでした。

 

伊勢神宮の基本的なお参りの仕方にならって、

まずは外宮(豊受大神宮)を訪れました。

足を踏み入れた瞬間から、なんとも言えない静謐な空気を感じました。

あたりに響くのは、玉砂利を踏みしめる音ぐらい。

青々とした立派な杉の巨木たちから放たれる気を

体中に吸い込みながら、黙々と歩き続けます。

 

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素晴らしい気が流れている場所には、

必ず立派な巨木があるような気がします。

それも数多く・・・。

きっと、木はそれだけ素晴らしいパワーを宿しているのでしょうね。

 

正宮でお参りしたあと別宮へ。

正宮では個人的なお願いごとはせずに、感謝の気持ちを伝えました。

内宮でも外宮でも、

ご正宮は日頃のご加護に対する感謝を神様に伝える場所と言われています。

個人的なお願いごとは控えましょう。

 

個人的なお願いごとをする場所は、

外宮・内宮とも、それぞれの「第一の別宮」と言われています。

内宮の第一の別宮は「荒祭宮」、外宮の第一の別宮は「多賀宮」。

 

どちらも、第一の別宮には、ご祭神の荒魂(あらみたま)、

つまり、神様の荒々しい活動的な面の魂が祀られています。

内宮の場合は天照大御神の荒魂、外宮は豊受大御神の荒魂ということですね。

外宮の第一の別宮「多賀宮」です。

遷宮されたばかりで、とっても綺麗なお社でした。

 

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そのあと、別宮の土宮、風宮にお参りし、

勾玉池のほとりにある「せんぐう館」へ。

2013年の第62回式年遷宮を記念して建設された「せんぐう館」。

20年に1度行われる「式年遷宮」を後世に伝えるための博物館です。

 

あまり期待せずに入ったのですが(失礼!)、これがとても面白かったです。

なんと、外宮正殿の原寸大模型が展示されています。

これだけでも十分見る価値あり!です。

その他にも、遷宮がどのようにして行われているのかを

とても分かりやすく知ることができるので、

外宮に行かれる際には訪れてみることをオススメします。

 

外宮を後にして、バスに揺られて内宮(皇大神宮)へ。

いよいよ天照大御神さまにご挨拶です。

 

内宮に入ると、

ああ、ここにはちゃんと神様がいらっしゃるんだなー、と強く感じました。

外宮ももちろん素晴らしいのですが

内宮はさらに圧倒的な気が満ち満ちているような気がしました。

でも、だからといって敷居が高いとか、恐れ多いとか

そんな感じではないのです。

むしろ懐かしような温かいような、はるか昔からこの空気に慣れ親しんでいたような

そんな不思議な気分になりました。

 

そのとき、私の中で腑に落ちたものがありました。

そうか、天照大御神は日本人にとっての第一の守り神であり

それは昔も今も変わらない厳然たる事実なんだ、と。

私たちは無意識にその事実を知っているのです。

日本人のDNAに刻まれていると言っても過言ではないぐらいに・・・。

だからこそ、「一生に一度はお伊勢参りをする」ことを夢見た時代があったし

その気持ちが現代にも紡がれてきたのだと思います。

伊勢参りをして手を合わせることは、ごくごく自然な理なのです。

 

天照大御神は、私たち日本人の一人ひとりを、

平等に見守ってくださっているのを感じます。

たとえ伊勢神宮にお参りすることなく一生を終えたとしても

太陽は常に変わることなく私たちを照らし続けてくれているのです。

太陽に手を合わせて感謝の気持ちを伝える、

それだけで良いのだと思います。

それが、太陽とともに、天照大御神とともに生きることなのだと思います。

 

そんなことを考えながら、

ああ、私も日本人なんだなぁ、と強く感じました。

日本人として生まれることを選んでこの世に来ているわけですが、

改めてそれを感じさせられたような気がします。

日本人に生まれたことの意味に真剣に向き合わなくちゃ、と。

 

正宮では感謝の気持ちを述べ、

個人的なお願いごとは別宮の「荒祭宮」で。

こちらの荒祭宮は、結構な行列ができていました。

やっぱりみんないろいろとお願いしたいことがあるのよね(^^)

 

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パワーを十二分に受け取った後、

おはらい町・おかげ横丁へ。

たーーくさんのお店が立ち並んでいて楽しい♪

でも、食べ物の誘惑が激しいデス。

 

そんな中で素晴らしいものにめぐり逢いました。

おかげ横丁内のステージで演奏された “神恩太鼓” です。

最初、何気なく「和太鼓の演奏やるのかー」と思い、

時間的にもすぐ始まるようだし、どんなものが見てみようと。

一番前の席を陣取って待っていました。

 

そして4人の打ち手が登場。

雰囲気があって、なんかカッコいい!

「神恩太鼓」という名前は、

“神に対し、今あることを感謝する” に由来して名付けられたそうな。

 

演奏が始まると、ちょっとザワザワしていた場の空気が一変しました。

観客たちは真剣に太鼓の演奏に見入り、聞き入り、です。

「神への感謝を伝える」という言葉に違わず、

演奏には心がこもっていました。

一糸乱れぬ4人の演奏は、ある意味神がかり的。

 

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私の席は一番前で、ステージとは1メートルほどの超至近距離。

鼓膜が破れそうなほどの和太鼓の音を聞いたのは初めてです。

でもそれが何だかとっても心地よいのです。

太鼓の音が全身を包み、揺さぶり、

まるで音と自分が一体になっているかのようです。

そのうち、魂が揺さぶられはじめるのを感じました。

魂が打ち震え、涙があふれそうになりました。

それを必死でこらえながら、演奏を最後まで見届けました。

 

こんなに素晴らしい音があるなんて・・・!

今まで味わったことのない感動に呆然としてしまいました。

そして、私も和太鼓を習いたくなりました(笑)

 

神恩太鼓の演奏は不定期のようです。

主に週末とか祝日なのかな。

1日3回~4回の演奏。私が見たのは、16時~の最終回でした。

おかげ横丁を訪れたなら、ぜひぜひぜひ!聞いてみてくださいね。